思考

学校20050830

「いろんな学校があるんだよ、坊や! 何も教科書持って自転車にのってゆく、黒板のある建物だけが学校だって訳じゃないんだよ。感化院が学校だったり、酒場が教室だったりするんだよ」 −−−寺山修二「毛皮のマリー」 そう、学校は法に規定されない。 教育は、…

何ができないのか〜〈学問〉の省察20060329

苅谷剛彦著『大衆教育社会のゆくえ―学歴主義と平等神話の戦後史 (中公新書)』中公新書とても重要な指摘を引用します。 教育をめぐる議論には共通する特有のスタイルがある。あるべき理想の教育を想定し、そこから現状を批判する。批判そのものにはだれも異論…

隙〜隔たり20050524

すべて人間はスピリットの次元では一体だとか、宇宙の根本原理と自我の原理が同一無差別だとか、説明されれば頭では理解できる。そしてそれを信じたい気持ちにだってなる。 (これを信じきれる人がいたら、そいつだけは本当に幸せだと思う。) けれど、いろ…

抗い難い衝動20050827

今日、とてつもない哀しみに出会いました。 彼が抱えているものは、誰にも共有できないでしょう。 しかし、彼の哀しみを、自分の視点で受け止めて、新たな力にしていこうと思います。 彼の生き様はすごい。 自らの傷を教材に出来る人は、なかなかいないと思…