隙〜隔たり20050524

すべて人間はスピリットの次元では一体だとか、宇宙の根本原理と自我の原理が同一無差別だとか、説明されれば頭では理解できる。そしてそれを信じたい気持ちにだってなる。
(これを信じきれる人がいたら、そいつだけは本当に幸せだと思う。)
けれど、いろんな人間と出会っていれば、「こんなヤツともつながってるなんて、死んだほうがましだ」と思うこともある。これが本心ってやつだろう?
だから頭では理解しているが、スピリットなんて信じない。
人間なんて、所詮ひとりだ。
共通感覚を否定はしないが、あれは単なる訓練の賜物だろう?

自分がなさねばならないことは分かっている。それが自分に唯一できることだということも。
それが与えられた役回りなら、全うするだけ。
自分にはそれしかできないのだから。